2008年03月16日
美しい言葉

狭い道を歩いていると、向こうから自転車を押したおじいさんが来ます。おじいさんを先に行かせようと止まって待っていると通り過ぎる時、おじいさんは私に声をかけてくれました。
「ありがとうございます。」
その時、私が思ったこと、嬉しいというよりも、そのおじいさんの言葉が美しいと感じたのでした。
真っ直ぐに私に向けられた言葉の美しさに、おじいさんのちゃんとした生き方を見たような気さえしたのでした。
つくづく言葉はその人の心を表すものなんだなあ~って思ったりもします。
言葉はエネルギーなんですね。
この世界を良くも悪くもできる力も持ってると思うし、人を感動させたり傷つけたりもできます。
だからこそ、心が安らかでそこから出てくる言葉は人を安らかにしてくれます。
韓国には「行く言葉が美しければ、来る言葉も美しい」という、ことわざがあります。
自分から行く言葉が美しいとこの世界に美しさをどんどん広げてくれる力になるんです。
そして・・・何倍にもなって、その美しい言葉が自分に戻ってくるのです。悪い言葉や汚い言葉を使えば、その言葉はやっぱり自分に戻ってくるという喩えなんですが、まさにそうなのかもしれませんね。
愛ある言葉・・・
楽しい言葉・・・
幸せな言葉・・・
うれしい言葉・・・
安らぐ言葉・・・
感謝の言葉・・・
ありがとう
うれしい
しあわせ
たのしい
ついてる
あいしてる
だいすき
感謝します
ほら、見てるだけでも少し心がほっとしませんか!
おじいさんから出たたった一言の「ありがとうございます」からいろんなことを考えることができました。
私もこのおじいさんのように美しい言葉を使える人でありたいと思いました。
今日はちょっと真面目ないい話だったでしょ?へへへ・・・

