2007年03月12日
振り向けば

今日もいつものようにレッスンが終わります。
終わった後、子ども達に必ず周りをチェックするようにいいます。
机に消しゴムの残りかすがないか、下にごみが落ちてないか、椅子や机は整頓されているか、最後の確認です。忘れ物がないかも、もう一度確認。
この、家でも学校でもしているような当たり前のことが、意外と自分から気づいて自然に出来る子は少ないように思います。
中学生ですら、自分の服装や身の回りは気にするけど、自分から離れたゴミには気にも留めなかったりします。
小学校の英語活動に行った時も、目の前にある大きなゴミを拾うように言うと出てくる言葉は「僕が落としたゴミじゃないのに・・・」とか「今、しようと思ったんでえ~」そんな言葉にがっかりします。
たかが、ゴミぐらい・・・そう子どもは思っているかもしれません。でも、そんなことに気づかない子が、人の思いや自分がしたことを他の誰かがやっていることなど、どうして気づくことができるでしょうか。
家でも、子ども達には食べた後、勉強をした後、遊んだ後、もう一度その場所を振り返るように言います。そこには、自分達で気づく光景が広がっているはずです。
大人は子どものためにと、時に手を貸しすぎたりします。そこには、子ども達が気づく種があるとしても、早さや手間を考えるとついつい、やりすぎたりするのです。
自分の目の前にあることぐらい、自分で気づいて自ら行動できる子どもが増えて欲しいものです。
まずは、子どもが次の行動に移る前、もう一度振り返らせてみましょう。そして、どうしたらいいかを考えさせてみることだと思います。
さあて、私もブログを書き終えて、寝ることに・・・・振り向けば・・・取りこんだ洗濯物がそのままに。。。おほほ・・・いけませんねえ。。
