古い箸を、捨てようと整理をしていてふと、お箸って日本人にとってなくてはならないものだなあ～とつくづく思います。

私もお箸の持ち方で幼い頃、よく注意されました。

ご飯にお箸を立てたり、お箸で食器をたたいたり、ひじをついて食べたりして、子供の頃、叱られたた経験は無いですか…!?

お箸に慣れ親しんでいる私たちにとって、お箸の文化は大人から子どもにず～っと受け継がれているものだと感じますね。

やはり、お箸の持ち方が綺麗だと食べているものも、美味しく見える気がします。

そこでお箸の使い方のタブーを調べてみました。いくつかは知っていたのですがこんなにあるとは思いませんでした。皆様も是非、チェックを！！



くわえ箸（くわえばし） ・お箸を下に置かず、口にくわえたまま食器などを手に持つこと

迷い箸（まよいばし） 　・どの料理を食べようかと箸を持ちながら器の上で行ったり来たりすること

合せ箸（あわせばし） 　・他の人に料理を渡すとき、互いのお箸とお箸とでつまんで渡すこと

刺し箸（さしばし） 　　・煮物などの料理を突き刺して取ること

受け箸 　　　　　　　　・お箸を持ったまま、『おかわりっ』っ　て、お茶碗を差し出すこと

探り箸（さぐりばし）…こじ箸
　　　　　　　　　　　　　　　・好きな物ばかり食べようと汁物などの底を探って箸で動かしたり、引っぱり出したりすること

移り箸（うつりばし） 　・次から次へと料理に箸を付けること

舐り箸（ねぶりはし） 　・最初に箸を舐める、又、箸に付いた料理を舐め取ること

空箸（からばし） 　　　・お箸を一度料理に付けたのに、その料理を食べないで箸を置くこと

指し箸 　　　　　　　　・お箸を持った手で人を指すこと

涙箸（なみだばし） 　　・箸先やつまんだ料理から、たれや汁を垂らしたまま物を取ること

寄せ箸（よせばし） 　　・お箸を使って器を引き寄せたり、動かしたりすること

込み箸（こみばし）　　 ・口に食べ物をいっぱいに詰め込み、お箸で押し込むこと

握り箸（にぎりばし） 　・右手で箸を２本揃えて握り、同時にその手で器を持つこと

もぎ箸 　　　　　　　　・お箸についた飯粒を人の口でもぎとること。

にぎりこ箸 　　　　　　・お箸についた飯粒を、他の１本のおはしでそぎとること。

渡し箸（わたしばし）　 ・器の上にお箸を渡しておくこと…もう結構ですという意味がある。


やはり、知っているといざと言うとき役に立つかもしれません。

きちんとした箸の使い方できると素敵ですよね。