2007年05月24日

学校に行けない子ども達

すっかりゴールデンウィークも過ぎて、暑い日が続くと子どもたちもお疲れモードになってる今日この頃ですね。

今日も中学生が始まる前に、ついつい愚痴が出てきます。「学校が早く休みになればいいのに」とか「毎日、4時間授業ならいいのに」とか・・・。そんな風に考える子どもは日本中では数知れずだと思います。icon

でも、世界に目を向けると、学校に行きたくても行けない子ども達がいることを考えるとそれは贅沢な不満なのかもしれません。日本では当たり前であることが当たり前でない国もあるのです。

sakura先生もクリスマスのときに本来のクリスマスの意味を子どもたちに話したりします。そして私達が恵まれた環境にあること、感謝する心を持つことが大切だということを話します。

英語教室だから単に英語だけを教えればいいように思うのですが、子どもたちには英語を通して自分の世界を広げることであって欲しいし、別の文化に生きる人たちに共感する心を持って欲しいという思いもあります。

子ども達にとっての社会貢献や国際貢献って何だろう?って考えた時、一生懸命に勉強することも、計算や文書が上手くなることも立派な社会貢献だと思うのです。もちろん英語を勉強して得意な何かを見つけることも。自分が身につけたスキルで将来、人のために生かせていければ、それは立派な社会貢献であったり国際貢献だったりするのではないかと思うのです。

それには、まず世界のことを知ることから始まると思うのです。世界には恵まれない子どもたちがいるということを子どもたちが知ることで何かが変わるのかもしれません。それで英語を学ぶ理由ができるなら素晴らしいことだと思います。

ワールドビジョンという、世界の飢餓・貧困・紛争・災害で苦しむ子ども達を支援するNGO団体があります。そしてここのホームページにはどうして学校にいけない子ども達がいるのか、私達にもできることなど小学生でもわかりやすく説明してくれています。


           WVスクール http://www.worldvision.jp/about/about/index.html


私もここで書いてあった学校に行けない子ども達の理由を、教室の子ども達に話してあげました。子ども達も、真剣に聞いてくれていました。icon

少しだけでもどんなに自分が恵まれているのかを知って、それを人のために・・・!という思いが芽生えてくれればと思います。icon

とかく忘れがちな当たり前のこと、感謝していきたいですね。将来、私達を支えていく子ども達、頑張ってくれよお~!!そう思うのでありました!!icon



                        学校に行けない子ども達      

















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この記事へのコメント
水道からジュースが出たらいいのになぁなんて
呑気なことを言っていたことを思い出しました。
蛇口をひねるとキレイな水が出てくるということも
すごいことなのに・・・。
当たり前のことに感謝する気持ちを、子どものころから
教えてもらえると、きっと人を思いやることのできる
心優しい大人になるんだろうなぁと思いました。
Posted by シー at 2007年05月24日 00:55
恵まれていると恵まれていることが当たり前のように思います。
ついつい不平不満が多くなります。
若い頃、飢餓で苦しむサハラ砂漠の最南端、マリ共和国の
難民キャンプでボランティアをしたことがあります。
子ども達がぎりぎりの生活の中でいつも人を思いやることを
忘れていなかった事に深く心を動かされました。
とかく何をして生きているかということが人の関心を引くけれど
どう生きるかという事に人の関心が向くようになればもっと視野の広い心の豊かさを目指す人が増えるのではないかと思います。
Posted by sakura at 2007年05月24日 05:47
私もことあるたびに『日本に生まれたことのしあわせ』を
子ども達に話しています。
大人にとっては日本で暮らすことがしんどい時もありますが、子どもにはそういうことを感じさせずに大きくなってもらいたいと思います。
ただし、世界の現実をちゃんと知った上でですけど・・・

当たり前じゃないってことだけは知っててほしいなあ。
Posted by おたべ at 2007年05月24日 07:58
そういえば子どもの頃、週休2日が夢だったな~。

お金はあるのに給食費を払わない意味不明な親がたくさんいる今の日本でまともな人間がどれだけ育っていくことやら・・・。
Posted by つね at 2007年05月24日 09:16
☆シーさん☆
今の子供たちに必要なものはバーチャルの世界ではなく
現実を知って、そこからどうすればみんなが幸せになれる
かを考えることだと思います。そして子ども達だけでなく
大人はもっと努力しないといけないのかもしれませんね。

☆sakura先生☆
本当にそうですね。もっと人に関心をもつこと、そこから
人を思いやれる心を育てていけば社会はかわるかも
しれませんね。

☆おたべちゃん☆
大人が子どもにちゃんと話すこと、大切ですよね。
そこから一緒に考えることで子どもと大人の信頼も
できてくるのかもしれませんね。


☆つねさん☆
ほんと、給食費や保育料を払わない親たちが問題に
なってます。常識が常識ではないなんて変ですよね。
そんな大人が子どもに常識を教えるのは確かに怖い
ですよね。。。
Posted by erieri at 2007年05月24日 21:54
 
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